2012年6月23日土曜日

寒い日が続く6月  庭の花や、ハーブは元気です。

6月の下旬だというのに気温は上がりません。羊蹄山やニセコの山々にも残雪があり、麓からもはっきりと見えます。このような低い気温のなかでも庭の草花やハーブが濃い色になってきています。お母さんの趣味の野菜作りも今が最中です。(猫の額くらいの場所ですが)ハーブ茶は、今が旬の葉を摘んでいただきます。

お母さんの畑?





庭の花々


庭のハーブ

看板に蔦がからんできました

2012年6月17日日曜日

福島から まだ終わっていない原発事故

昨日、福島の山田さん(3月31日付けのブログで紹介)から本とお手紙が届きました。政府は大飯原発の再稼動を決定しました。そんな折、宅急便で届いたのです。お手紙には『ここ福島のあれからですが、主要な公共施設や、学校、公園などの除染が一通り済みました。今年の運動会も屋外で行われ、行政側は以前の生活の回復をアピールしてますが、私たちは少なくともそんなに甘く考えていません。モニタリングポストは、かなりの数設置されましたが、基本的に除染の済んだところに置いて低い数値を表示しています。一歩、違う場所を自前の線量計で計れば跳ね上がります。私の職場も一部線量が高く、市側で計測に来ましたが、指針以下の為、自分でやるか来年以降になりますとのことです。派遣されたのは、孫も居ない臨時の定年した元市役所職員2名です。もっと適任の若い求職者があふれているとおもいますが。   私の子供は学校の牛乳は飲みませんし、水泳、または屋外活動も極力控えています。娘の小学校の前任の校長は、通学路をご自分で線量計で計測するような方でしたが、今年から、赴任の校長は体育会系を自認して、屋外活動を推奨。かなり教育委員会のイエスマンです。学年主任に至っては、今残っている親御さんたちは、放射線量を気にしていない方でしょと発言。これはPTAで問題になりました。仕事や経済的事情、介護など、やむを得ず残った方はたくさんいます。去年、前任の校長とタッグを組んでがんばっていた教頭、今は新任の校長には何も言えない関係です。彼は私たちの信頼を失う代わりに出世居や保身を選択したのでしょう。なかなか難しい現場です。よそでは辞職された先生もおられるそうです。行政叱り、教育現場しかり、子を持つ親としては、失望、怒り、混乱です。政治家や官僚,そして研究者は集団と統計で物事を判断、分析しようとしていますよね。ただちに健康に影響はないといっても、庶民に必要な情報を提供しているといえば、小出しにしてうやむや。自分の自治体を信用できないのは惨めですね。故郷愛が薄れます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』とありました。
      このお手紙を読むと、いかに今の再稼動のことが砂上の楼閣であるかということですね。送られ来た本は、飛鳥新社発行・大田康介 著 『待ちつづける動物たち』 先に発行された『のこされた動物たち』の2部作。 ダイヤモンド社発行・広瀬隆 著『原子炉時限爆弾』 岩波新書・広河隆一 著『福島 原発と人びと』     

原子炉時限爆弾


待ちつづける動物たち
福島 原発と人びと

2012年6月15日金曜日

6月は運動会の季節

6月2日(土曜日)は八雲に居る長女の娘の運動会へ車で行ってきました。700人余の小学校なので、孫を見つけるのに大変でした。

八雲小学校の運動会。徒競走

 
                                           次の日、3日(日曜日)は地域の学校樺山小学校の運動会でした。この学校は全校生徒22名で八雲の小学校に比べると家族的な運動会です。我が家の子どもたち4人はこの学校で運動会を6年間してきました。

樺山小の運動会校庭の奥にはまだ雪が残っています
 昼休みにはあちこちでバーべキュウで盛り上がります。

全校生徒による「よさこいそーらん」
       
伝統の踊り、皆で「じゃが音頭」
この学校の運動会には、昔から受け継がれてきた競技があります。この地域がまだ農家が多かった時代、各農家では縄を編むことは当たり前でした。稲藁を使い上手に縄を編むことは子どもに課せられた仕事でもありました。この伝統が昔から「縄ナエ競争」として現在も子どもたちに受け継がれ、運動会の競技としてあります。審査には地元のおじいさんがあたり、長さと撚りの細かさ強さで勝敗が決まるのです。もちろん紅白リレーがメイン種目ですが、この「縄ナエ」競争もメイン種目なのです

うまく縄を編むことが出来るかな。樺山小学校の伝統種目です